この夏、千葉県の館山にある施設が閉園したため、新たに2種の希少な動物が東京動物専門学校に加わりました。
まずはコツメカワウソ。現在、18歳!高齢すぎて、引き取りてがなく、こちらにきました。
富里ではゆっくり、のんびりと隠居生活を送っています。
コツメカワウソはインドインドネシア、マレーシア、ミャンマー、ネパール、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム、中国など多くの東南アジア諸国に生息している動物です。2019年から飼育するのに、登録が必要になりました。 2022年のデータになりますが、世界の動物園、水族館、観光施設で飼育されているコツメカワウソは全部で1967頭。そのうち日本では228頭も飼育されていました。国内の飼育数は世界の飼育数の11.6%にもなり、とても人気のある動物と言えます。
続いて、キエリボウシインコ。首の後ろ側に黄色の部分があるため、キエリ(黄襟)の名がついたようです。
2023年で飼育されている園関数は10園ほど。飼育総数は15羽程度。とても珍しい鳥と言えるでしょう。
一般にお見せすることはできませんが、本校で動物たちがのんびりと生活してもらえたらと思っています。